ハリネズミちゃんのふらつき症候群(WHS)

最近では滅多に見られなくなった、ふらつき症候群ですが、致死率が高く未だ原因が特定出来ておらず治療法も確立出来ていない神経系の病気ですショボーン

今回は、このふらつき症候群について書いていきますニコニコ

あくまで私見ですので、参考までにお願いします。

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【ふらつき症候群】

後肢に力が入らず、ふらつくようなようすがみられます。また、不全麻痺へと進行し、やがて四肢の麻痺が起こり、死へと至ります。
後肢〜前肢〜全身へと症状が広がり、食餌が上手く取ることができず、痩せていき、自力での排尿、排便が出来なくなっていきます。

ほとんどの場合、発症してから1年半〜2年ぐらいの間で死亡します。

《症状》
・後肢に力が入らない
・立って歩くことが困難である
・食欲の減退および食餌が出来ない
・自力での排尿、排便が出来ない

《原因》
未だ特定されてはいないが、最近の研究でビタミン不足によるものではないかと言われている。その他に、栄養失調、カルシウム不足、細菌、ウイルス、中毒、外傷、遺伝、過度のストレスなどの複合要因によるものだとも考えられているが、正確にはわからない状況である。

《治療》
原因が特定できていないので、これといった治療法は確立されていないが、栄養バランスのとれた食餌、適度な運動など健康面に気をつけることがどの病気にも言えることですが最良の予防策になるかと思います。
ビタミン剤やカルシウム剤を与えることが良いと言われていますが、かかりつけの獣医師さんとご相談の上、与えるのがいいと思います。

《その他》
ふらつくからと言って、すぐにふらつき症候群と判断するのではなく、低体温、低血糖、外傷、脳腫瘍、栄養不足、脊椎損傷などの場合もあります。日頃からハリネズミちゃんと接することで早めに治療が出来るかと思います。

当店のハリネズミちゃんでこのような症状が見られましたら、一度ご連絡下さい。

可愛い可愛いハリネズミちゃんが健康で長生きしてくれますことを願っていますラブ